アメ車の魅力の1つは、古くなっても味があることだと思います。
すぐにモデルチェンジしてしまう国産車では、古いのはちょっとダサくなってしまう。
しかしアメ車ならかえって味が出る。
ちょうどビンテージのジーパンのように、ごくまれに、新しいものよりちょっと古いもののほうがカッコよかったりすることがある。
何でも新しいもがいいのは当たり前。
しかしすぐに新しいモデルに乗り換えたり、とにかく高いクルマに乗ることが本当にいいことなんだろうか。
それってカッコイイ?
日本ではよく車の寿命を「10年10万キロ」とか言いますが、アメ車にはあてはまりません。
メンテナンスさえしっかりしていれば20万キロでも30万キロでもどんどん走る。
国産車より圧倒的にじょうぶにできているのがアメ車の特徴でもある。
大きいだけに何となく大ざっぱ印象が強いが調子がいいものに乗ればそれは根底から覆されることになりかねない。
よく故障しやすいと思われがちだが、それはメンテナンスの重要性が日本車とはちょっと違うためである。
同じ『クルマ』なのだから、アメ車だから故障するとか、日本車だから故障しないというのはちょっとおかしい。
まして、車の歴史はアメリカのほうが圧倒的に長い。
また、知らない人も多いと思うが車のあらゆるものの『初めて』はアメ車である。
だからお気に入りの一台を愛着をもって長く長く乗り続けるのも“あり”なんです。
燃費が悪い・故障しやすいなど先入観だけで倦厭するのはちょっともったいない。
この機会にベストコンディションなものを手にしてみては?